逢いたい...(短編)
親友のおかげ
【愛李菜side】
もう終わっちゃうのかな?。
はー。
凌なんか・・・。
いつもこう思っちゃうよ・・・。
好きなんだよ?。
好きなんだけど、今の凌は嫌いだよ。
こんな時は、紗紀に相談してみよ。
♪プルルルルル
【はーい】
紗紀だぁ。
【もしもし・・・。】
素っ気ない感じ。
【どーしたの?】
なんか心配してくれてるみたい。
【もーどーしていいかわかんないよ。】
【え?。何があたの?】
【凌のことで・・・。もう終わっちゃうかも】
【じゃあ、愛李菜は、どーしたいの?】
【もちろん別れたくないょ。でも今の凌は、好きじゃないの】
【そっか・・・。自分に正直になった方がいいんじゃないのかな?】
【ぅん・・・。】
【愛李菜から電話してみたら?】
【え?。でもあたしきらわれてるみたい・・・。】
【自分に自信持ちなさいよ。凌君からあんたのこと好きになったんじゃない!。】
【わかった・・・。】
そーいって約1時間くらい電話で話した。
良し。
電話してみよ。
本当の事聞いてみないと。
♪プルルルルル
「はい。水野です。」
げぇぇぇ!。お母さんが出ちゃった・・・。
「いっと川瀬ですけど凌君居ますか?」
緊張。。。
「ちょっと待ってね。」
うわ。やばいよー。
「はい。もしもし。」
出た。
「えっと。愛李菜だけど。」
「あー。こんちは」
「あ。ぅん。こんちは。」
何。この会話。
「あのさ。」
「うん。」
「あたしのことどー思ってる?」
え?。急に言っちゃたよ。
「え?。」
えって何?
「嫌。どー思ってるかな?っておもってさ・・・。」
「好きだけど。」
本当に?
「そっか。それなら良かった!」
「愛李菜は?」
「好きにきまってんじゃん!」
「それなら良かった!」
「んじゃ」
「ばいばーい」

そして紗紀のおかげでなんとかまたやり直せることになった?みたいな!
やったぁぁぁぁ!!
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