RED×HEAVEN
7
嫌な予感というものは何故か的中するもので、その日も朝からモヤモヤした気持ちだった。
天気は快晴。
それなのにモヤモヤしていた。
あの男を見るまでは、その予感が的中するとは思ってなかったし、そもそもそのモヤモヤが『嫌な予感』だという事にすら気付いていなかった。
ルナを墜としたあの男はその日、また俺の大切な人を奪おうとしていた。
「マユが死ぬよ」
当然そう言ったのはエンだった。
マユ…?
「は?」
「だから、リュウ助けなきゃマユが死ぬんだってば!」
いきなり呼び捨てでマユと言われても、一瞬誰の事だかわからなかった。
天気は快晴。
それなのにモヤモヤしていた。
あの男を見るまでは、その予感が的中するとは思ってなかったし、そもそもそのモヤモヤが『嫌な予感』だという事にすら気付いていなかった。
ルナを墜としたあの男はその日、また俺の大切な人を奪おうとしていた。
「マユが死ぬよ」
当然そう言ったのはエンだった。
マユ…?
「は?」
「だから、リュウ助けなきゃマユが死ぬんだってば!」
いきなり呼び捨てでマユと言われても、一瞬誰の事だかわからなかった。