RED×HEAVEN
俺とマユさんは円柱内を猛スピードで浮かび上がり、すぐに陸に飛び上がった。



勢い余って水面から飛び上がったので、マユさんの身体は地面に思い切り落下した。



それくらいは勘弁してもらおう。



マユさんは落下の衝撃で目を覚ました。



億劫そうに起き上がり、辺りをキョロキョロと見渡す。



そこにはもうテツの姿はない。



「体…痛い…」



声を発したので安心した。



もう大丈夫。
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