RED×HEAVEN
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」



喉の筋が裂けるほど叫んだ。



ずっぷりと汗をかいていたが、なんとか入り込まずに済んだようだ。



ルナはそんな俺を怯えるでもなく、不思議がるでもなく、ただトロンとした目で眺めている。



俺はルナを力一杯抱きしめた。



お前は、一体何から逃げたんだ……。
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