RED×HEAVEN
「あんたバカじゃないの?」



マユさんは俺を睨みつけた。



彼女の目を見なくても気配でわかる。



「バカかもしれない。だけど、どうしてもルナの気持ちを理解したかったんだ。スパークをやればわかるんじゃないかと思って…」


「で、わかった訳?」


「いや…」


「でしょうね。人の気持ちを理解しようなんてあんたには100年早い」



少し、カチンときた。
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