L・O・V・E
...好き
―――休み時間
「かーいとっ、
職員室行くの?」
教室を出ようと、
立ち上がった時だった。
有り得ないことを
普通に聞いて来た碧。
「行くわけないじゃん。
あたし普通に用事あるし」
そう言って、
小さく笑って見せた。
「わっるー」
「そーか?
ま、行ってくるね」
教室を出て、
向かったのは・・・。
もちろん、音楽室。
―――ガチャ
「っ・・・」
机に腰掛けてる、
・・・先輩がいた。
「よ、海翔」
「・・・うん」
やっぱり。
先輩を前にすると、
心臓が、うるさい。
「お前、痩せた?」
「そう?ありがと」
あたしがそう言うと、
そーじゃなくて。
と、先輩が言った。
「え?」
「なんかあった?
つーかお前、
ちゃんと食べてんの?」
そんな心配、
しないでよ・・・。
虚しくなるよ。
「かーいとっ、
職員室行くの?」
教室を出ようと、
立ち上がった時だった。
有り得ないことを
普通に聞いて来た碧。
「行くわけないじゃん。
あたし普通に用事あるし」
そう言って、
小さく笑って見せた。
「わっるー」
「そーか?
ま、行ってくるね」
教室を出て、
向かったのは・・・。
もちろん、音楽室。
―――ガチャ
「っ・・・」
机に腰掛けてる、
・・・先輩がいた。
「よ、海翔」
「・・・うん」
やっぱり。
先輩を前にすると、
心臓が、うるさい。
「お前、痩せた?」
「そう?ありがと」
あたしがそう言うと、
そーじゃなくて。
と、先輩が言った。
「え?」
「なんかあった?
つーかお前、
ちゃんと食べてんの?」
そんな心配、
しないでよ・・・。
虚しくなるよ。