L・O・V・E
――――ガチャ
「お邪魔しまーす」
「ここにいる?
中、でもいいけど」
「いや、ここで」
「分かった」
あたしは、
階段を駆け上がった。
「ん。お帰り」
「ただいま、お兄。
すぐ出かけるけど」
お兄、隼翔(ハヤト)
年の差2歳。
高校1年生。
「デート?」
「違うよ。
彼氏いないし」
「あっそ」
お兄との
会話を終わらせて、
自分の部屋に入った。
「どーしよ。
何着ればいいの」
放課後に
遊ぶなんて。
滅多にないこと。
・・・よし。
休日の格好で、
大丈夫だよね。
「・・・いっか」
Tシャツに、
ショーパンを履いた。
いつもの休日は
ジーパンだけど、
今日は暑いから。
足出すのは、
別にいいしね。
部屋を出ようと、
ドアに手を掛けた時。
「海!!!!!」
下から、
お兄の怒鳴り声。
「お邪魔しまーす」
「ここにいる?
中、でもいいけど」
「いや、ここで」
「分かった」
あたしは、
階段を駆け上がった。
「ん。お帰り」
「ただいま、お兄。
すぐ出かけるけど」
お兄、隼翔(ハヤト)
年の差2歳。
高校1年生。
「デート?」
「違うよ。
彼氏いないし」
「あっそ」
お兄との
会話を終わらせて、
自分の部屋に入った。
「どーしよ。
何着ればいいの」
放課後に
遊ぶなんて。
滅多にないこと。
・・・よし。
休日の格好で、
大丈夫だよね。
「・・・いっか」
Tシャツに、
ショーパンを履いた。
いつもの休日は
ジーパンだけど、
今日は暑いから。
足出すのは、
別にいいしね。
部屋を出ようと、
ドアに手を掛けた時。
「海!!!!!」
下から、
お兄の怒鳴り声。