強引ダーリンに一苦労♪


そこにいたのは






斎藤くんだった。。






息を切らしながら斎藤くんは
私の頭の上に手を置いた。

走ってきたのかな…??
何のために…??



「お前昨日濡れてたから…
 それで休んだなら俺のせいだろ
 だから来た。」




…え…??




「そんな事のために…??」


思わず聞いちゃった
だって聞かずにはいられなかった




「好きな奴に風邪ひかせたら
 最悪だろ??だから謝りに来た」




…好きな奴
斎藤くんは私が好きなの…??



好きって何…??
私斎藤くん好きなの…??



亜美ちゃんの言葉を思い出して
急に意識して喋れなくなった。




「萌香。明日は来いよ」



あ…
斎藤くんが帰っちゃう!!


なんだかとっても
それが嫌で思わず


「送るね!!!」



と言ってしまった。
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