運命の赤い糸
でも、時間が少しずつ過ぎていく。

途方に暮れる。

あることが脳裏にうかんできた。

「千穂が元彼と2人並んで歩く姿」が。

思い出したくないっ・・・

もう2度と千穂には会えないような気がした。

こんな苦しい思いするくらいなら、会うのやめようか。

俺は、「会わない」と決意した。
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