恋愛短編集 2



「千夏と俺ってすごくない?」


入学式も終わり、解散になったため、帰る準備をしていた時だった。


教師になった時から、生徒を呼ぶ時は名前と決めているらしい。

親近感が湧くんだとか。



「どういうことですか?先生。」


「白澤 千夏は白と夏でしょ。黒山 冬也は黒と冬。」



「…………ホントだ!」





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