恋愛短編集 2


side / 彼女



「ってか、この飴こんなに甘かったっけ?」


あたしの口からキャンディーを奪った彼が言った。


「甘さなんて変わらんしっ//」


「あ…、」

何かを考えるように、真面目な顔をして言う。


「お前が甘いのか。」




いやいや。そんな事を言う
あなたが一番甘いですよ。




side / 彼女 / END





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