夏の微熱
遅れないように、
少し早歩きで彼の歩幅
に合わせる。
そんな時、不意に彼が呟いた。
「いい匂いする。」
「えっ?匂い??」
「この匂い…好き。」
「えっ!あ…の…///」
匂い、好きって‥‥私の?
思いがけないセリフに。
体が宙に浮いたみたいに。
フワフワした気持ちになる。
遠藤くんが、
優しく笑ってくれてる
気がして。
嬉しくて嬉しくて‥‥
資料を運び終わって、
教室に戻る途中で。
遠藤くんは、
先生に呼び止められて。
そこで、別れた。
あんまり嬉しくて、
私‥‥高望みしちゃったんだ。
もっと、近くにいたい。
もしかしたら、頑張ったら‥‥伝わるのかなって。
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少し早歩きで彼の歩幅
に合わせる。
そんな時、不意に彼が呟いた。
「いい匂いする。」
「えっ?匂い??」
「この匂い…好き。」
「えっ!あ…の…///」
匂い、好きって‥‥私の?
思いがけないセリフに。
体が宙に浮いたみたいに。
フワフワした気持ちになる。
遠藤くんが、
優しく笑ってくれてる
気がして。
嬉しくて嬉しくて‥‥
資料を運び終わって、
教室に戻る途中で。
遠藤くんは、
先生に呼び止められて。
そこで、別れた。
あんまり嬉しくて、
私‥‥高望みしちゃったんだ。
もっと、近くにいたい。
もしかしたら、頑張ったら‥‥伝わるのかなって。
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