夏の微熱
なんか、切ない。


やっと同じクラスになれて、
隣の席になれて、


もっと打ち解けてから、告白したら良かったのに。

私って昔から、計画性がなくって、後悔しちゃう。


(はぁ…)

ため息をついた私に。
ふふっと、笑う声が聞こえて。

‥‥顔を上げると。
青原くんが、私を見てた。


「ふふ…龍と一緒だねぇ…」


「えっ///」


遠藤くんも、青原くんの言葉で、私を見て…


…目が合ってしまう。


動揺してる私に、少しの表情も崩さないまま…

…ふいっと目線を外した。

…無視、ですか?


やっぱり今日、
休んだら良かったよ。
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