夏の微熱
★届いて!
タイミングが、
なかなか掴めなくて。
結局、放課後だよ。
どうしよう……
昨日書いた手紙を、
…じっと見つめる。
早く、渡さなきゃ!
自分の席に座ったまま、教室を見渡す。
「え?いないっ!」
いつの間にか、
遠藤くんの姿はなくて。
青原くんもいないし、
カバンもなかったし、
帰っちゃったんだ!
慌てて、教室を飛び出す。
明日になったら、また
躊躇してしまうかもしれない。
覚悟してるうちに渡したい!
それに、何だか今日の
遠藤くん、スゴく機嫌良かった。
よく笑ってたし。
だから!
今日、渡さなきゃ!
廊下を走って、
下駄箱のとこにも居なくって。
靴を急いで履いて、
外に飛び出した。
人の群れを、探しながら進んで行く。
なかなか掴めなくて。
結局、放課後だよ。
どうしよう……
昨日書いた手紙を、
…じっと見つめる。
早く、渡さなきゃ!
自分の席に座ったまま、教室を見渡す。
「え?いないっ!」
いつの間にか、
遠藤くんの姿はなくて。
青原くんもいないし、
カバンもなかったし、
帰っちゃったんだ!
慌てて、教室を飛び出す。
明日になったら、また
躊躇してしまうかもしれない。
覚悟してるうちに渡したい!
それに、何だか今日の
遠藤くん、スゴく機嫌良かった。
よく笑ってたし。
だから!
今日、渡さなきゃ!
廊下を走って、
下駄箱のとこにも居なくって。
靴を急いで履いて、
外に飛び出した。
人の群れを、探しながら進んで行く。