夏の微熱
‥‥瞬間、目を疑った。
新学期早々の席替え。
くじ引きして‥‥
書かれてた番号は、"7"
何となく、いい予感は
してたんだけど。
奇跡だよ‥‥
神さま?
どうしちゃったの?
何の気まぐれ?
急にいい事ばかり起こりすぎて、何だか恐い位だよ?
窓際の後ろから
2番目の席に座って‥‥
頬杖ついて、外を眺めてる。
咳払いして‥‥
喉の調子を整えると。
彼の隣の席に、そっと座った。
「よ‥よろしくね///」
私の声に、振り向いて。
視線がぶつかる。
間近で見たことない、
彼の真っ正面の顔に。
‥‥心臓が飛び跳ねた。
「あ?ああ…よろしく…」
素っ気ない言い方。
だけど、初めて交わした言葉。
じんわり、胸が熱くなった。
授業中も、教科書を見てるフリをして‥‥視線をずらすと。
遠藤くんの横顔。
男の子にキレイだなんて
オカシイかな?
でもね?
本当にキレイなの。
色白な肌は透明感があって‥‥
サラサラの黒い髪は、
陽にあたると、少し茶色に映る。
新学期早々の席替え。
くじ引きして‥‥
書かれてた番号は、"7"
何となく、いい予感は
してたんだけど。
奇跡だよ‥‥
神さま?
どうしちゃったの?
何の気まぐれ?
急にいい事ばかり起こりすぎて、何だか恐い位だよ?
窓際の後ろから
2番目の席に座って‥‥
頬杖ついて、外を眺めてる。
咳払いして‥‥
喉の調子を整えると。
彼の隣の席に、そっと座った。
「よ‥よろしくね///」
私の声に、振り向いて。
視線がぶつかる。
間近で見たことない、
彼の真っ正面の顔に。
‥‥心臓が飛び跳ねた。
「あ?ああ…よろしく…」
素っ気ない言い方。
だけど、初めて交わした言葉。
じんわり、胸が熱くなった。
授業中も、教科書を見てるフリをして‥‥視線をずらすと。
遠藤くんの横顔。
男の子にキレイだなんて
オカシイかな?
でもね?
本当にキレイなの。
色白な肌は透明感があって‥‥
サラサラの黒い髪は、
陽にあたると、少し茶色に映る。