保険医は高校生!?
え、え、え、え???!
「マっ…ママっ??!」
「なあに、椎名。」
焦りまくりなあたしと対照的に、
冷静で落ち着きはらっているママ。
何か………さっきと立場が
逆転してるんですけどー!!
「ねっ、ねえっ!ママ正気??!」
「ええ、正気だけど?」
「本当にあたしに男子校の
保険医やれって言うの!?」
「悪いけど…、椎名以外に
身近に若くて美人な子
いないからね~。」
娘に若くて美人っていうあたり、
あたしのママってかなり親バカ…。
「ママっ!
確かにあたし、若いかもしれないけど
美人でもないし、ましてや高校生だよ?!」
学校はどうするのっ?!
あたしは、そうママにまくしたてた。
「学校は大丈夫よ♪」
「どこが大丈夫なのっ…?!」
「あのねえ…、忘れたの?
仮にも学校よ?
先生もたくさんいるんだし、
それに椎名、頭いいからいいじゃない。」
…出た、親バカ←
「っ~…わかったよっ、」
「やってくれるのっ??」
「どーせ、最初からあたしに
やらせるつもりだったんでしょ?
もう…仕方ないよっ。」
軽くため息をつきながらあたしは答える。
「ありがとう椎名っ!!」
「はいはい…。」
ふうっ、とまたため息をつく。
は~…、
あたし、とんでもないことを
引き受けちゃったなぁ。
*****
こうしてあたしは、
生まれてから17年の中で
一番衝撃的な朝を
迎えたのでした…。←
「マっ…ママっ??!」
「なあに、椎名。」
焦りまくりなあたしと対照的に、
冷静で落ち着きはらっているママ。
何か………さっきと立場が
逆転してるんですけどー!!
「ねっ、ねえっ!ママ正気??!」
「ええ、正気だけど?」
「本当にあたしに男子校の
保険医やれって言うの!?」
「悪いけど…、椎名以外に
身近に若くて美人な子
いないからね~。」
娘に若くて美人っていうあたり、
あたしのママってかなり親バカ…。
「ママっ!
確かにあたし、若いかもしれないけど
美人でもないし、ましてや高校生だよ?!」
学校はどうするのっ?!
あたしは、そうママにまくしたてた。
「学校は大丈夫よ♪」
「どこが大丈夫なのっ…?!」
「あのねえ…、忘れたの?
仮にも学校よ?
先生もたくさんいるんだし、
それに椎名、頭いいからいいじゃない。」
…出た、親バカ←
「っ~…わかったよっ、」
「やってくれるのっ??」
「どーせ、最初からあたしに
やらせるつもりだったんでしょ?
もう…仕方ないよっ。」
軽くため息をつきながらあたしは答える。
「ありがとう椎名っ!!」
「はいはい…。」
ふうっ、とまたため息をつく。
は~…、
あたし、とんでもないことを
引き受けちゃったなぁ。
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こうしてあたしは、
生まれてから17年の中で
一番衝撃的な朝を
迎えたのでした…。←