木苺の棘
汗が染み込む背中を
私は追いかける。
私は、席について
一息ついて、ふと思った。
これは、たまき先輩との
デート・・・
「間に合ってよかったな」
ボソっと話す貴方に
私は、頷いた。
肩と肩がぶつかる
至近距離に貴方がいる。
貴方の横顔、真剣に
舞台を見つめる瞳。
私の視線に気づいた貴方。
「見えるか?」
「はい・・・」
私の胸はドキドキと高鳴る。
私は追いかける。
私は、席について
一息ついて、ふと思った。
これは、たまき先輩との
デート・・・
「間に合ってよかったな」
ボソっと話す貴方に
私は、頷いた。
肩と肩がぶつかる
至近距離に貴方がいる。
貴方の横顔、真剣に
舞台を見つめる瞳。
私の視線に気づいた貴方。
「見えるか?」
「はい・・・」
私の胸はドキドキと高鳴る。