木苺の棘
私は、もう二度と貴方には
逢わない方がいい。
貴方の恋人を傷つけ
死に追いやった張本人が
今もまだ、貴方を好きだ
なんて、可笑しいよ・・・
そんな想い
赦される訳がない。
私が、たまき先輩の事で
八重に嫉妬心なんて
抱かなければ・・・
あの日、あの時
謝る彼女を許し、笑って
受け入れてあげていたら・・・
彼女は・・・・・・
私は、泣いて縋る八重を
見捨ててしまった。
全ては、私の責任だ。
『許せない・・・・・・』
許す・・・
そう、言えていたら
八重は今も、たまき先輩の
隣で、あの可愛らしい微笑
を浮かべていたはず。
逢わない方がいい。
貴方の恋人を傷つけ
死に追いやった張本人が
今もまだ、貴方を好きだ
なんて、可笑しいよ・・・
そんな想い
赦される訳がない。
私が、たまき先輩の事で
八重に嫉妬心なんて
抱かなければ・・・
あの日、あの時
謝る彼女を許し、笑って
受け入れてあげていたら・・・
彼女は・・・・・・
私は、泣いて縋る八重を
見捨ててしまった。
全ては、私の責任だ。
『許せない・・・・・・』
許す・・・
そう、言えていたら
八重は今も、たまき先輩の
隣で、あの可愛らしい微笑
を浮かべていたはず。