木苺の棘
こんな事・・・

おかしいと自分が一番
分かっている。

だけど
どうしようもなくて。

八重・・・

貴女は、きっと
こんな私の姿を
あの空から見下げて
笑っている事でしょう。

愛も恋も、いらない。

何もする気が起きない
憂鬱な休日。

私は、部屋着姿のまま
どこにも出掛けずに
家で一日を過ごしていた。

ご飯を食べる事も忘れて
私は、意味も無く
テレビを見つめる・・・

コマーシャルが流れ・・・
貴方の声が、聞こえた。

それは、NEWアルバムの
宣伝、一瞬の出来事。

たまき先輩・・・
< 242 / 674 >

この作品をシェア

pagetop