木苺の棘
そう言えば、ツアー
今日は、都内某所だった。

「サトウさま
 お待たせしました
 どうぞ」

「はい」

その女性と同時に私は
その場に立ち上がる。

驚いている店員に彼女達。

「ごめんなさい
 用事を思い出したので
 また後日・・・
 予約してから伺います」

私は、読んでいた本を
片付けて美容院を出て行く。

ライブで、どうしても
貴方の声を聞きたい

ステージの上に立つ
貴方の姿を見つめたい。
< 276 / 674 >

この作品をシェア

pagetop