木苺の棘
「アリス、おかえり」

「マミちゃん、ただいま」

「アンタが帰って来るの
 ワタシ、待ってたのよ
 ほらっ、一緒に飲もう」

リラさんは、もう大分と
出来上がっていた。

真赤な顔がにっこりと
微笑むと、とっても
可愛いらしい。

「マミちゃん、久しぶりの
 休日だったのに、まさか
 一人でずっと飲んでたの?」

「あれ、バレちゃったぁ
 まあね
 ほらっ、飲もう飲もう」

漣・・・

私は、このとおり
何とか楽しくやっています。

貴方は、どうですか?
< 356 / 674 >

この作品をシェア

pagetop