木苺の棘
そして、その話題性から
ワイドショーの滑降の餌食に
される。
トップアーティストの
スクープだけに、周囲は
二人の事を放っておいては
くれない。
私は、自宅の床に敷かれた
マットの上にペタリと座り
携帯電話で、漣と話す。
テーブルの上には、問題の雑誌
に掲載されている部分が
見開きのまま置かれていた。
漣は、事務所の誰もいない
一室から、窓の外を見つめ
ありすを想う。
「アリス、ごめんな
関係の無い、お前を
こんな風に巻き込んで・・・
芸能人でも無い、お前の事を
あること無い事書かれて
本当にすまない
俺のせいで・・・」
ワイドショーの滑降の餌食に
される。
トップアーティストの
スクープだけに、周囲は
二人の事を放っておいては
くれない。
私は、自宅の床に敷かれた
マットの上にペタリと座り
携帯電話で、漣と話す。
テーブルの上には、問題の雑誌
に掲載されている部分が
見開きのまま置かれていた。
漣は、事務所の誰もいない
一室から、窓の外を見つめ
ありすを想う。
「アリス、ごめんな
関係の無い、お前を
こんな風に巻き込んで・・・
芸能人でも無い、お前の事を
あること無い事書かれて
本当にすまない
俺のせいで・・・」