木苺の棘
元気の無い、漣の声・・・

「レン、貴方が謝ることなんて
 何も無いよ
 
 私は、貴方が有名人だという
 事を分かった上で一緒に
 いるの・・・
 
 貴方と付き合う以上
 もしかしたら、こういう事態
 が起こり得るかもしれない事
 を私は知っていて、それでも
 レンと一緒に居たくて
 貴方の傍に居るの・・・」

「アリス・・・」

「レン、私が自分で決めて
 貴方と一緒に居るんだよ 
 だから、レン
 貴方は謝らなくていい

 ねぇ、それよりも、レン?
 私達、これからどうなるの?
 
 私は、貴方の傍に・・・
 一緒に居てもいいの?
 
 許されるの?」
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