木苺の棘
同じ国内に居るのに
海外なんかよりも
もっと遥か彼方に貴方を
感じる。

貴方を想うと私の心は
寂しくて壊れそう。

壊れた私は
何も考えたく無い。

何もしたく無い。

そして、動けなくなる。

それでは、いけない。

だから、貴方を想うことを
やめる・・・

貴方への想いを私はまた
胸の、ずっと奥深くに
閉じ込めた。

数週間が立った頃
週刊誌に、漣と捺さんが
付き合っていると
書かれた文を見つけた。
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