木苺の棘
綺麗な涙が、頬を伝う。

愛する人を、ただ一途に想い
愛し続け、彼の事を心から
案じる彼女の綺麗な横顔は
とても素敵で、その輝きは
今の私には眩しすぎる。

愛を、見失った私は
漣への想いを、いとも簡単に
胸の奥に閉じ込めてしまった

もう、見たくない
忘れたいと鍵を掛け
閉じ込めた。

忘れられるわけが
無いのに・・・

忘れた振りをしているだけで
私は漣を忘れられない。

例え、貴方の愛が私に無くても
私は、貴方を愛する事
やめられない。

こっそりと隠れて、貴方を
愛し続けていてもいいよね?

勝手に想ってるだけなら
自由だよね?
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