木苺の棘
「Merry X'mas Show
楽しんで」
その声に湧き上がる
ファンの歓声。
シルクハットとウィッグを
外した漣。
華美な衣装とは裏腹に
影のあるゴシックメイクが
映え、ファンを魅了する。
ファンの歓声、蠢く観客を
目の当たりにして
俺はもう
正気じゃいられない。
俺を、狂わせる・・・
クリスマスイブだというのに
私は、お店に出て接客を
していた。
「モカちゃん
はい
クリスマスプレゼント」
「えっ、私にですか?
嬉しい
開けてもいいですか?」
楽しんで」
その声に湧き上がる
ファンの歓声。
シルクハットとウィッグを
外した漣。
華美な衣装とは裏腹に
影のあるゴシックメイクが
映え、ファンを魅了する。
ファンの歓声、蠢く観客を
目の当たりにして
俺はもう
正気じゃいられない。
俺を、狂わせる・・・
クリスマスイブだというのに
私は、お店に出て接客を
していた。
「モカちゃん
はい
クリスマスプレゼント」
「えっ、私にですか?
嬉しい
開けてもいいですか?」