木苺の棘
別々に過した時間・・・

岩浅 捺さん

彼女のこと・・・

今の私

何も考えられないくらい
貴方に溺れる。

貴方に酔いしれる。

貴方は、言う・・・

「アリス、愛して」

私は、貴方に覆い被さり
上から貴方を見つめる。

前へと垂れる髪が
貴方の肌に、触れる・・・

貴方に、告げる・・・

「あなたを愛してる」

その言葉は
俺の胸を打つ。

頬を赤らめるアリス・・・

そんなお前が愛しい・・・
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