木苺の棘
「刻めると思うけど・・・
お店で聞いてみよう」
「ねえ、文字って
簡単に刻み込めるもの
なの?」
ワインを飲む、漣。
「いや
何日かは掛かるよ」
その言葉で、私は気がついた
「レン、この指輪
いつ買ったの?」
昨日だと思っていた、私。
「昨日じゃないでしょう?」
「ああ」
漣の話では、この指輪を
買ったのはロサンゼルス。
オフがあった時にチアキ先輩
に付き合わされて行った
買い物の途中で通りがかった
宝石店に立ち寄った際に
購入したらしい。
「お前に、今は一緒には
なれない
そう、言われた後なのに
笑うだろう?
店内に飾られていた
この指輪、お前に似合うと
思ったら、つい買ってた
・・・」
お店で聞いてみよう」
「ねえ、文字って
簡単に刻み込めるもの
なの?」
ワインを飲む、漣。
「いや
何日かは掛かるよ」
その言葉で、私は気がついた
「レン、この指輪
いつ買ったの?」
昨日だと思っていた、私。
「昨日じゃないでしょう?」
「ああ」
漣の話では、この指輪を
買ったのはロサンゼルス。
オフがあった時にチアキ先輩
に付き合わされて行った
買い物の途中で通りがかった
宝石店に立ち寄った際に
購入したらしい。
「お前に、今は一緒には
なれない
そう、言われた後なのに
笑うだろう?
店内に飾られていた
この指輪、お前に似合うと
思ったら、つい買ってた
・・・」