木苺の棘
「殺されてもいいよ」
「アリス、アリス
しっかりしろ」
病院のベッドの上
目覚めると、そこには
巽がいた。
「タツミ
どうしてここにいるの?」
「この馬鹿
心配させんな
軽い貧血だって・・・」
流れる涙・・・
頬に翳した、巽の手・・・
「青い顔して、驚かすなよ」
私を心配そうに覗きこむのは
マナさん。
「アリスちゃん、大丈夫?
びっくりしたよ」
「アリス、アリス
しっかりしろ」
病院のベッドの上
目覚めると、そこには
巽がいた。
「タツミ
どうしてここにいるの?」
「この馬鹿
心配させんな
軽い貧血だって・・・」
流れる涙・・・
頬に翳した、巽の手・・・
「青い顔して、驚かすなよ」
私を心配そうに覗きこむのは
マナさん。
「アリスちゃん、大丈夫?
びっくりしたよ」