幼なじみは俺様彼氏
◎奏汰



「いねぇし…。」




楓ん家についたけど、誰もいない。




帰ってくるまで玄関で待つか…。





少し肌寒かった。





でも、結局楓は帰ってこなかった。





俺仕事だし〜…。





一回家に帰ることにした。






「ただいま。」

「朝帰り!!不良息子!!」

「ちげぇよ!」

「で、楓会えたの?」





香保里…。




なんで知ってんだよ!?





「…帰ってこなかった。」

「捨てられた〜!!」

「ちがう!!」





シャワーを浴びて、仕事モードに少しずつきりかえた。





「じゃ、行ってきます。」

「じゃぁねー。」





ノリ若いし。




つか、楓どこだよ。



神楽ん家か?




違ったら…死亡。





でも、仕事は気を抜かない。





「よろしくお願いしまーす。」

「はい、撮るよ!!」





やっぱりカメラの前では俺は俺だ。





仕事漬けの毎日の中の休憩時間。




入った瞬間、神楽から電話がきた。




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