幼なじみは俺様彼氏
「はやっ!!」

「猛ダッシュ!!…神楽。」

「…。」

「神楽、ちゃんと落ち着いて話すんだよ!?じゃ、あたし達は帰りまーす!!」





若干の心配を残しつつ、俺たちは家に帰ってきた。




部屋に戻って、ベッドに倒れ込む。





「もー、疲れた〜…。」

「お疲れ。楓、カッコ良かった♪」

「なにが!?」

「神楽説得してるとき。」





そう言ったら照れながら笑った。





カワイイ〜…。





でももう、今日はヤル気にならないので襲いませーん…。





「奏、ギューってして?」

「はいはい。」





楓にだけは激甘だし、楓の前でだけは自信がなくなる。





それは、本気で楓が好きだから。





確かにシたいけど、焦りたくないし、大事にしたい。




「奏眠い…。」

「寝ていいよ。」

「おやすみ…。」





俺からしたら小さい楓は、俺の腕にスッポリ入る。





そのまま気持ち良さそうに寝た楓。




幸せ…。





だから、俺も今日は寝ちゃいます。





明日からは仕事だし。




おやすみ〜…。





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