幼なじみは俺様彼氏
驚いた顔をした奏汰はそっぽを向いた。




あたしなんか変なこと言った?






「奏汰?」

「不意討ち…。そんなカワイイこと、そんなカワイイ顔で言うとは思ってなかった…。」





唯一見えてる耳は真っ赤で…。





照れてるんだって気づいた。





カワイイ!!





「ヤバイ…奏汰にギューしたい…。」

「俺はカエちゃんにキスしたい。」

「じゃあキス!!」





優しく笑った奏汰はあたしにキスしてくれた。





今日こそ、繋がるんだね…。







「「ただいまぁ。」」

「おかえりー。あれ、奏汰仕事は?」

「なくなった!!それより腹へったから飯な!!」

「黙れ、クソガキ。命令すんな!!」





いつものやり取り。




これも久しぶりだ!!







しばらくして、ご飯が出来た。




珍しく海クンがいない。






「香保里チャン、海クンは?」

「海はパーティだよ。」

「へぇ?」






海クンってそんなのに呼ばれるんだ。





「あたしもこれから行くんだけど、紗和と3人で大丈夫?」

「おう。行ってこい。」




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