幼なじみは俺様彼氏
香保里チャンは、慌ただしく出掛けた。





「海クンってパーティなんか行くんだ?」

「…実はさ、俺も最近知ったんだけど、昔一気にトップになってすぐ引退したモデル知ってる?」

「うん。UMIって人でしょ?」

「海ってウミとも読むだろ?」

「まさか…!?」

「そう…。」





海クンもモデルだったんだ!?




ってことは、まぁ奏汰がモデルになってもおかしくないね。




しかも、すごいモデルさんかぁ…。






「まさか親父だったとは…。」

「そういえば奏汰の憧れだったよね!」

「俺がデキたときに引退したらしいから、顔も大人になってて気づかなかった…。」






軽くショックだったらしく、思い出してへこんでる。




あたしだってビックリだし、気づかなかった。






そのあと、食器を片付けてたら、紗和ちゃんから帰らないって電話があった。






待って…。





今、2人きり!?





ドキドキ〜♪






「奏!!紗和ちゃん帰らないって!!」

「わかった。」




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