幼なじみは俺様彼氏
「恥ずかしい!!」

「そのうち慣れる。」





そのうちって…。




次があるのね…。





「おいで。」





お風呂のなかで、いつもみたいに奏汰が後ろから抱きしめる。






「奏〜…恥ずかしい…。」

「イヤだ?」

「うぅ〜…イヤじゃない。」





奏汰の手がお腹にまわってる。





のぼせそうなくらい熱いよ…。





「楓、頭洗ってあげる。」

「恥ずかしいからいいよ!!」

「洗う。」





今日は強引な日です…。





あたしは湯船からあげられて、奏汰に髪を洗ってもらってる。





体丸見え…恥ずかしい…。




「はい、次俺。洗って?」

「うん!!」




場所を交換してあたしが洗ってあげる。





「楓〜俺もうダメ…。はやく体洗って出るぞ。」

「うん。」





どうやら今日は我慢の限界の日だったらしい。





すぐに体を洗って服を適当に着た。





「着なくていいのに。」

「部屋まで行くでしょ!!」

「はいはい。」





< 130 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop