幼なじみは俺様彼氏
「ちょっと洸輔!!神楽達が一番長いのに一番ラブラブしてない!!神楽も洸輔と住みたい〜…。」

「「「いや、充分ラブラブでしょ…。」」」





それ以上はこっちが困る…。





見てられないじゃん。





時間になって、教室に戻ろうとしたら俺だけ洸輔と郁に拉致られた。





「んだよ!!」

「同じモデルとしてはなしがあるんだよ。」

「は?」

「和だよ、和。最近和の出るのが多すぎてお前が出てない。今まで一緒だったのも和になってたし。」





あーぁ。




気づかれてんじゃん。




これ説明するとしたら親父のことから?





「別に詳しく聞いたりはしねぇけど…。」

「あ、そう?」

「とりあえず、頑張れ。和なんかに負けんな。」





友達ってイイネ。




って柄じゃないけど、やっぱりちょっと感動した。






「つか、俺が負けると思う?」

「「それもそうだな!!」」





俺は世界に行く。




だから、他人に頼りきりのニセトップに負けるわけにはいかねぇ。




逆に潰してやるよ!!





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