幼なじみは俺様彼氏
◎奏汰




あんなキスしなきゃ良かった…。





そんな顔されたら流されて続けそうだ。






「この先は、お前の準備が出来たらな?」

「この先…あ。」





思い出したように赤くなる。





あぁー…。もう…。





かわいいから、まぢで…。




「あたし…初めて…。」

「うん、だから待つって。」





俺だって健全な男の子。





そりゃ、好きなヤツとヤりたい。





でも、本気だからそんな簡単には手を出せない。





一時期はまぢで軽く抱いてたけど。





洸輔と神楽に怒られたから。





楓が泣いてるって。






それ聞いた瞬間、遊びの女全部切った。







「奏汰ー…。」

「なに。」

「…ギュッてして?」

「ん。」





なにこれ…。





可愛い!





細いからだ、長い手足、長くてサラサラな栗色の髪、大きい目と小さい顔。





コイツはかわいい。





まぁ、俺が威嚇してるからコクるやつはかなり鈍いやつだけ。





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