幼なじみは俺様彼氏
なんか2人して若干間がない?




でも言わないってことはたいしたことじゃない?





「洸輔〜。」

「なんだよ!!」

「神楽は?なんか言ってなかった?」

「楓に直接聞けば?で、言わなかったらなんもないんじゃね?」






だよなぁ…。




朝聞いても言わなかったし。




ちょっとした悩みごとか?




ま、今は仕事に集中だな。







午後になって仕事が終わった俺は学校に行く。




楓はいないけど。





あ、神楽発見。




「神楽!!」

「奏汰クン?仕事は?」

「もうないよ。それより楓ってなんか悩んでたことあった?」

「…神楽からは言えない。だって、楓がダメって言うから。」

「そうなんだ。」

「本当に…ダメになったらきっと言うよ…。」





俺は、その言葉の意味をちゃんとわかってなかった。




もっと考えてたら、楓はあそこまで傷つかなかったのに…。





< 195 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop