幼なじみは俺様彼氏
「奏汰しばらく帰ってこれないかもだって。」

「え!?」

「1日目からスタッフのなかでちょっと揉め事で、帰れないから近くのホテルだとさ。」

「な、なんか…壮絶…。」





その日は、紗和ちゃんが帰ってきた。





「お帰り〜。珍しいね?」

「あは、たまにはね!!」

「…郁くん一緒?」

「いや、1人だけど?」

「そっか。」





良かった。




今は顔あわせられない。






「香保里、メシだメシ!!」

「はいはーい♪」





今日もあんまり食べたくない…。




体型あんまくずしたくないんだけど…。





「ごちそうさま!!お風呂入ってくる!!」

「え、楓!?」






こんなあたしヤダ…。




それでもあたしは1人で耐える。



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