幼なじみは俺様彼氏
「楓。なんか隠してる?」

「隠してないよ?」

「そっか。わかった。」





ごめんね、奏汰。




知られたくないよ。





「じゃあおやすみ。」

「うん。奏汰頑張ってね!!」

「俺を誰だと思ってんの?」

「あはっ!!おやすみ!!」





頑張れる!!




奏汰からもらった指輪を握りしめて寝た。










「行ってきます!!」

「…いってらっしゃい。」





香保里チャンそんな顔しないで?





相変わらず余計なもので重いカバン。





靴箱はいつもどおり。




あーもう…また胃が…。





机もいつもどおり。





もう消すのやめよっかな〜…。





午後から仕事だから、それまで我慢…。





「はぁ!?なにこれ!?」




椅子の上に、泥がおいてあった。




気づいてよかった…。





よくやるよ…。




泥を拭いて、机の上も中もキレイにした。






疲れてきた…。





< 205 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop