幼なじみは俺様彼氏
胃が痛い…。




授業受ける気にもならなくて、使われてない教材庫に行った。





…これが間違いだった。






入ってから、奏汰に電話をかけてみた。




でるかな?





やっぱり出なかった。





ケータイをしまってすぐ、誰かが入ってきた。





「誰!?」

「初めまして…だね。会うのは。」

「…?」




1人じゃない…。




もしかして…。





「私達は3年よ。」

「ねぇ、奏汰クンと別れる気になった?」




やっぱり…。




この人たちが犯人。





「別れない!!たとえあたしと別れても先輩たちのとこには行かないと思うけど。」

「ムカツク!!」

「ねぇ楓ちゃん。ここ…寒いね?」

「はい…?」

「ここって外からしかカギ開けれないんだ。」

「まさか…やめてよ…。」

「あは、バイバーイ♪あ、ケータイは机の上においとくよ。」





先輩方は本当にカギをかけて出ていった。





ケータイもとられた。





ヤバくないですか?





ここ人通らないし…。





最悪…。





「誰かいませんかぁ!?」




ムリですね…。





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