幼なじみは俺様彼氏
◎楓



「もう洸輔なんか知らない!!」

「だからー、仕方ないって!!ね?」





脱衣場では神楽がグチってる。




確かにほったらかしは良くない。




でも洸輔も付き合いとかあるしね?





「温泉入って忘れよう!!」

「楓は奏汰クンがあれだからいいけどさ!!」





とりあえず神楽を温泉に引っ張り込む。





「超気持ちイイ!ね!?」

「うん♪」





良かった…。




神楽の機嫌なおった…。





「あ!!神楽はムリだけど〜楓は今日ヤるんでしょ!?」

「ぶっ!!な、何言ってんの!!とと唐突だよ!!」

「焦っちゃって〜!いいじゃん。神楽は洸チャンが多分潰れるから…。」

「あはは…。」





なんか生々しい…。




せっかく忘れてたのに…!!




「何回目?」

「し、知らないよ。」

「わからないくらいしてるんだ〜?」

「違う!!まだ2回しかしてない!!」

「へぇ♪」





は、ハメられた…。




あたしバカ!!





恥ずかしい…。





「一緒に寝たり一緒にお風呂入ってんのに…。」

「なんで知っ…!?」

「バイ紗和ちゃ〜ん!」


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