幼なじみは俺様彼氏
「ただいま〜!!…って、酒くさ!?」






帰ったら奏汰が酒飲みまくって荒れてた。





しかも、あたしと会えたのに無反応。




さらにソファーに寝るって…。






「海クン、あたしも寝るね…。」

「おう、おやすみ。」






仕事でなんかあったのかな?




奏汰なんも言ってくれないし。





わかんないじゃん…。



明日イヴだよ?










「うわ…。」





朝起きてリビングに行ったらやっぱり酒くさい。




奏汰はまだソファーに寝てる。





仕事…大丈夫かな?






「奏汰、朝だよ!!」

「うっせ…」

「もうー、朝だって!!」

「いってぇ!!……朝?」

「そうだよ。」

「まぢかぁ…って楓…。」





あたしだって認識したらしく、目をそらした。




なにそれ!?






「俺時間ない。行く。」

「奏!?ご飯は?」

「いらねぇ。」

「今日!!あたしから電話するから家にいて?」

「……ムリしなくていいから。」

「え!?ちょ、奏!?」





奏汰はすぐ外に出てった。





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