幼なじみは俺様彼氏
あたしがムリするってなにを?




意味わかんない。




肝心なことはなんで言ってくれないの!?






「あ゙ぁ〜もう!!」

「コワッ!!じゃ、じゃあ後でな…。」





頭んなかお花畑のユウキさんにわかってたまるかぁ!!




はぁ…。











なんだかんだ時間は進むもんで…。




「KAE〜仕事終わった?」

「終わりましたよ…。」

「よし!行くぞ!」







ユウキさんは買う店は既に決めてたらしい。





「これは?」

「んー…。」

「じゃ、これ。」

「えー…。」

「だったらこれ。」

「あ、いいかも。」

「よし!」





意外とはやく決まった。




奏汰と会えるー!




いろいろ悩んでても、やっぱり会える喜びに変わっちゃう。




相当奏汰にハマってます。





「じゃ、これ渡しといて。」

「え?」

「俺は彼氏じゃなくてファンだから。他のファンだって事務所に送るしか出来ねぇしょ?」

「…わかった。渡しとく。」





やっぱりイイ人。




ちゃんと考えてるんだ。





紗和ちゃんのことも郁くんのことも。



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