幼なじみは俺様彼氏
まぁ、ここからは俺の時間だ!





「楓。こっち。」

「ん。」






楓は俺の隣に座った。





カワイイ…。





ってか、こんな小さかったか?






「奏汰の部屋久しぶりだぁ♪」

「あんま変わってねぇだろ?」

「んー…なんか大人っぽくなった!」

「そうか?」

「うん。」





隣を見たら、楓もこっちを見てた。





…なかなか近い距離だな、これは…。






「楓…キスしていい?」

「へ!?」

「いいよな。」





更に顔を近づける。





お、嫌がんねぇ!!





「…。」

「…。」





あと少しで、キス!




ってとこで…。





「お茶持ってきたよ〜!」




ノックもせず勢いよく香保里が入ってきた。




俺と楓はとっさにお互い逆を向いた。





「あれ、お邪魔したかな〜?」

「か、香保里チャン!」

「てめぇ…お約束なことしてんじゃねぇよ!」

「ったく、うるさいんだから…。お茶持ってきてやったんだから感謝しろよガキ!」





親のクセにガキとか言って香保里は部屋から出ていった。





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