幼なじみは俺様彼氏
「じゃね、ユウキさん!!」

「おぅ。ちゃんと仲直りしろよ?」

「はぁい!!」





お兄ちゃんがいたとしたら、あんなお兄ちゃんがいい。










ユウキさんと別れてから、すぐ奏汰に電話。





「はい…。」

「もしもし奏汰?今から帰るね!!今家?」

「そうだけど。」

「じゃ、待ってて!!」





電話を切って少し走る。





やっぱ元気なかった。





あたしのせい…なの?




それとも仕事で合ってる?





とりあえず会いたいよ。







「ただいま!!」

「あ、楓?あたしと海、今から出かけるから。帰ってこないし。紗和もあとちょっとで出るって。」

「わかった。」

「奏汰と仲よくヤれよ?」

「死ね、セクハラジジィ!!」

「ムカツク!!」






香保里チャンと海クンはそのまま出ていった。




瞬間、紗和ちゃんも出てきた。





「あ、紗和ちゃん!!これ、ユウキっていうファンから。」

「え、うそ!?ありがと〜!やっぱ嬉しいよね!!」






一旦部屋に置いてから紗和ちゃんも出ていった。





さて…奏汰と2人か…。



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