幼なじみは俺様彼氏
「バカ奏!!あたしには奏汰しかいないもん!!」

「は?」

「ユウキさんは紗和ちゃんのファンだよ?今日はそのプレゼント買うの手伝ったの。その代わり…コレ。」

「なに…コレ。」

「プレゼント。これ買うの付き合ってもらったの!!わかる?あたしの頭んなかいつも奏汰なの!!」

「まぢで?…なにそれ。」





奏汰は思いっきりあたしを抱きしめ返した。






「ごめんな?俺最近ネガティブで…。」

「奏汰は超俺様じゃん!!それでいいんだよ?」

「ん…愛してる、楓…。」

「あたしも…。」





奏汰は深くあたしにキスをした。




嬉しすぎて溶けそう…。





「つか…予想以上。」

「なにが?」

「忙しくてプレゼント買う暇ないかと思った。」

「あは!!嬉しい?」

「嬉しすぎて死ぬ。」





そう言ってまたあたしに深いキスをした。





「俺も忙しくて買う暇ねぇなって思ったんだけど…。いいの見つけてつい。はい。」

「え!?」





奏汰がくれたのは、イヤリング。



あたし穴開けてないから…。





「泣きそう〜!!」

「悲し泣き?」

「超嬉し泣き!!」



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