幼なじみは俺様彼氏
◎楓



香保里チャンにキス見られてたらヤバかった!!





この家はホント賑やか…。




なんか…香保里チャンのテンションにみんなが飲まれてる感じ?





あ、でも紗和ちゃんもあんな風になるのかな…。






「ありえねぇ!」

「まだ言ってんの?この家ならおかしくないよ…。」

「お前のなかで俺ん家どんなんだよ…。…いや、言うなよ?」





どっちだよー…。





「気をとりなおして…。楓。」

「えぇ!?また香保里チャン来たらどうすんの!?」

「うるせぇ。すんの。」





こんなとこで俺様発揮!?





でも、載せられてみよっかな?





「…。」

「…。」





ドキドキす…



「カエちゃーん!!まだ喰われてない!?」





今度は紗和ちゃんがいきなり入ってきた。





あたしたちはまた反対側を向く。





「さ、紗和ちゃん!?喰われてないよ!?」

「そっかー、良かった♪あれ、奏兄どうしたの?」

「…うるせぇ、出てけ!明日親父に鍵つけてもらうからな!!」

「うるさいなぁ!」




紗和ちゃんは嵐のように去って行った。




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