幼なじみは俺様彼氏
意地悪な顔であたしを見る。





あたしが


「行く…///」



こう言うの知ってるからだ…。






「俺この体勢好きかも。」

「なんで?」

「んー…楓がすっぽり入るのが好き。」





あたしもこれがいいかも…。




顔が真っ赤なのとか緊張してるのとか見られないで済むし。




それに、あたしも奏汰に包まれてるの好き…。





気持ちいい♪






「ねぇ、奏汰。」

「ん?」

「あたし、モデルやってる奏汰も好きだよ。」

「なに、急に。」

「だから、寂しいけど頑張れるから。奏汰も後悔しないようにやってね?目標は世界のトップなんでしょ?」





昔、楽しそうに奏汰がそう言ってた。




あの顔が忘れられないんだ。





「よくわかんねぇけど…背中押されたから頑張るしかねぇだろ。」

「うん♪」

「ま、俺なら世界とれるな!いつか。」

「うん♪」





奏汰は、さっきより強く抱きしめてくれる。




「お前最高の彼女♪」

「あは、ありがと♪」




奏汰に言われると最高に嬉しい!!



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