幼なじみは俺様彼氏
◎奏汰



「おつかれさまでした!!」




終わったぁ!!




なかなか良いのが出来たと思う。




悔しいけどやっぱり親父のおかげってのもあるんだな。





「UMIサン、ありがとうございました。」

「いえいえ。良いのが出来たと思うよ?」





…猫被る意味ありますか?




まぁ、黙っておこう。




それより!!




楓と会える!!




しかもバレンタイン!!




今からダッシュで帰れば、日本で夕方にはつける。





香保里には連絡しといた。




「親父、はやく帰るぞ!!」

「わかってます。」





慌てて飛び乗った飛行機。




楓と楽しみたいので、飛行機のなかでは寝る。












「日本じゃ〜!!」

「奏汰ノリが変。」





そらそーだ。





空港をぐるっと見回すと、愛しい姿発見。






「楓!!」

「奏汰!!」





楓は俺に飛びついてきた。




人気者のクセに、こんなことしちゃう。




俺の写真集は思ったより日本で話題らしく、報道陣がいた。





「奏汰クン、写真集の出来は!?」

「きっと皆様に満足していただけると思います。」




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