幼なじみは俺様彼氏
「奏汰の一番は?」

「楓。」

「奏汰に触っていいのは?」

「楓だけ。」




うぅ〜…。




胸になんか負けない!!




若さで勝ってやる!!





「はやく会計してきてよ。」

「はい…。」





でもイライラする!!




だって、あたしのこと知ってるはずじゃん!!




なのに堂々と!!




つか、先生でしょ!?







しばらくドアのとこで待ってると、袋を持った奏汰が来た。






「……。」

「楓?機嫌直せよ〜。」

「どーせ貧乳…。」

「関係ねぇって!!貧乳好きだから!!」

「あの人とエロイ事した?」

「5〜6回ほど………キスの先を…。」

「あの人奏汰狙いだって〜。」

「知らねぇって…。」






わかってる。




奏汰は浮気なんかしないし。




あたしは大切にされてる。




でもなんかモヤモヤして…。






「ったく…こっち向け。」

「なに……ん…!?」






ちょっと声を低くした奏汰の方を向いた瞬間にキスされた。




ってか道ばた…。





「…奏汰!?」

「こんなことする気になるのは楓にだけ。」



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